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Windows 10とPC-8801FH間でデータ転送

RS-232Cを使って、WindowsとPC-88の間でデータの転送ができるという話を知ったので、自分でも試してみました。

■使ったケーブルはこちら。
RS-232Cクロスケーブルと、WindowsのUSBポートとシリアルを変換するケーブル。

■参考にした、というかソフトを利用させて頂いたサイト
D88吸い出し&書き戻し
https://www.cug.net/~akatta/main/88emu/tools/etool_3.htm

上記のサイトにあるXDISKWIN2というリンクをたどると、以下のサイトが開かれます。

80mkII愛友会
http://www5f.biglobe.ne.jp/~apaslothy/

エミュレータ周辺ツール」内にXDISKWIN2があるのでダウンロードします。

あと、xdisk2.basというファイルが必要になるので、以下のサイトからxdisk207.lzhもダウンロードしておきます。

project m88
http://retropc.net/cisc/m88/

■個人メモ
使い方はXSDISKWIN2に付属しているテキストファイルに書いてありますが、自分のためにいちおうメモ書きしておきます。

PC-8801FH
・8MHzで起動
・PCキーを押したまま起動し、通信速度を9600に変更しておく。
 他のサイトでは19200に設定するとの記載がありましたが、うちの環境では9600じゃないと上手く転送できませんでした。
・ディスクベーシックを起動

Windows 10
・XDISKWIN2を起動。
・設定を変更しておく(付属のテキストファイルに設定値について説明あります)

 デバイスマネージャーでCOMポート番号を確認し、XDISKWIN2側の通信ポート番号を合わせる必要があります。COM6だったので、ソフトの通信ポート番号も6にしないとダメです。それに気が付かず、しばらく時間を無駄にしました。高速と詳細は両方ともチェックを入れておいた方が良さそう。あと、COMポート側の設定(通信速度やパリティチェック有無など)もPC-8801FH側に合わせておきます。

■まず最初に88用システム転送を行う
「動作モード」メニューから「88用システム転送」を選択して実行。xdisk2.basはXDISKWIN2.EXEと同じ場所に入れておく。

PC-8801FH側で、指示されたとおりにコマンドを実行します。

転送が成功した後、PC-8801FH側でlistコマンドを実行すると、BASICプログラムが表示することができる。
runコマンドでプログラムを実行しておく。

■あとはマニュアルに従って操作するだけ

Windows側からd88ファイルを転送し、PC-8801FHのディスクに保存できることを確認しました。