読みました。なんか、前回より文字のサイズが大きかった気がしますが、前作が手元にないので比べられません。でも文字が大きいのはいいですね。ページが進むのが早くなるし、なにより老眼にやさしいので(笑)
ちなみに前作の感想はこちら。
今回は水木しげる先生が亡くなるところ、思い出話といった内容となっていました。
亡くなるまでの経緯は初めて知りました。
その状況を想像して、思わず涙ぐむ。水木先生とその家族は延命をしないという選択をしたわけだけど、うちの両親とはそういう話をしたことがないし、同じように事前に話をしておいた方が良いんだろうなぁ。
でも、この間の小藪さんのポスターの件で炎上していたし、こういう話はなかなかし辛いですよね。
奥さんの布枝さんは、結婚して貧乏生活などの苦労を重ね、それでもこうやって穏やかな暮らしができるまで一緒に歩いてきたので、亡くなった喪失感はかなりのものなんでしょうね。うちの両親も、いつ何があってもおかしくないほどの高齢なので、そういう喪失感は味わいたくないものです。
まあ、自然の摂理なので、避けられないことなのではありますが。
本からは、布枝さんの水木しげる先生に対する愛情が溢れまくっています。
歳を重ねてそういう関係になれるって、なんだかうらやましいな。
さてさて、2018年の夏ごろに水木しげるロードがリニューアルされたそうです。リニューアル前に境港の水木しげる記念館に行ったことがありますが、今度改めて境港を訪れてみようと思います。