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ta9mi3-diary.hatenablog.com
Beholder本編とDLCの「幸福に浸る眠り」をクリアしました。
どちらもマルチエンディングで、さすがに数が多いので全部見たわけではないのですが、わりと鬱になりますね。
特にDLCの方は2種類あるエンディング、どちらも心地よいものではなく……。
さて、ゲームですが、前回も書いたようにお金がとにかく必要です。金策の方法には以下のようなものがあります。
- タスクをクリアして報酬を貰う
- 住人の情報を集め、プロファイルを当局に報告する
- 違反行為をした住人を通報する
- 住人の持ち物を盗んで、商人に売り払う
さらに
- 違反行為を行っている住人に脅迫状を送って、お金を脅し取る
というものもあります。
違反していない住人の部屋に違反品を置いて、それを元に恐喝するということも可能です。
ですが、さすがにそれを繰り返すと、ゲームとはいえこちらの精神力が削られてしまうので、ゲームデータを改造してお金と評判を増やすことにしました。
■必要なもの
- バイナリーエディタ
- セーブデータ
セーブデータは、デフォルトでは以下のフォルダに格納されていると思います。
C:\Users\User Name\Documents\Warm Lamp Games\Beholder\Saves
フォルダの中を見るとこんな感じのファイル名になっていると思いますが、更新日時の降順でソートすると分かりやすいと思います。
同じファイル名で拡張子がdataとbinがあります。改造するのは拡張子がdataとなっているファイルになります。
■改造手順
1. バイナリーエディタでセーブデータを開く
2. 改造するデータを探す
今回は、分かりやすいように最初からゲームを始め、監視カメラを2台設置して報酬を貰ったときのセーブデータを用意しました。その時点では、お金が300ドル、評判が100ある状態になっています。
番地はセーブデータによっては若干異なると思いますが、
{"$content":300,"$type":"System.Int32"}
{"$content":100,"$type":"System.Int32"}
という箇所がそれにあたります。
C621番地にお金のデータ、C676番地に評判のデータが見つかりました。
ちなみに、その直後にも同じようなデータがありますが、そちらを変えてもゲームには反映されなかったので、違うのかなと思います。ゲームを進めてないので影響は分かりません。
3. データを書き換える
先ほどのデータを以下のように書き換えました。
{"$content":60000,"$type":"System.Int32"}
{"$content":50000,"$type":"System.Int32"}
固定長データではなさそうなので、0を挿入して桁数を増やしてください。なお、データ型はInt32のようですが、画面上は6桁までを想定しているようなのであまり大きくし過ぎない方が良いと思われます。
4. 変更結果を確認
ゲームを起動して変更結果を確認しましょう。
無事にお金が6万ドル、評判が5万になりました。
大金持ちの大家さんの誕生です。
ゲームによってはセーブデータは暗号化されていたり、チェックサムがあったりするものもあるんですが、Beholderは割と素直なデータ形式でした。
セーブデータをよく見るといろいろとフラグも変更できそうなのですが、そちらは未解析です。タスク間の連携もあるでしょうし、そこまで解析しなくてもいいかな。
とりあえず今回は以上です。