「アイヌ文化で読み解く『ゴールデンカムイ』」を読みました
ゴールデンカムイのアニメを観て、熊に興味を持ったという話を書いたような気がしているのですが、してませんでしたかね?
まあどっちでもいいですが、同じようにアイヌ文化にも興味を持ったんですよね。それで何か良さそうな本は無いかと探していたところ、今回のタイトルに書いた本が見つかったわけです。
アイヌ語や食べ物、アイヌの歴史や語り継がれている物語などがまとめられており、漫画で使われた絵も差し込まれたりして、ひじょうに分かりやすく、そして興味を持って読める本でした。
食事シーンで使われている「ヒンナ」という言葉は、本来は感謝を表す言葉で、食事の時以外でも使用されることがちゃんと書いてあったのは良かったです。美味しいという意味だと「ケラアン」というのがアイヌ語としては正しいらしいですね(直訳だと「味がある」になるらしいですが)
言語では、「ラッコ」や「トナカイ」がアイヌ語というのは知らなかったです。
2020年には北海道の白老に「国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園」という施設ができるらしいので、できるだけ早いうちに訪ねてみようと思います。