前々回の投稿に書いた「がんまんが」ですが、読み終わりましたので感想を書きます。
一言でいうと、「万人にはお勧めしないけど、読んでおいてもいいかなー」という感じでした。
ガンかもしれないって医者に言われた所から抗がん剤投与、手術、その話を読んでいると、「そういえばこんなことあったなー」「あんなこともあったなー」と自分のことを思い出してしまい、読み終わったときにはグッタリ……。
例えば……
- 中心静脈栄養という、鎖骨あたりからカテーテルを挿入して高カロリーの点滴を行う治療があるのですが、カテーテルを挿入しているときに麻酔が切れかかってしまい、すごい痛い思いをしたこと。ちなみにその時に「痛いです」と訴えたのですが、「がまん」の一言で片づけられました(笑)
- 病院のレンジでエレンタールを温めていたら、看護師の補佐をされているおばちゃんに「レンジを汚さないでください!」と怒られたこと。今でも腹が立ちます(笑)
その他にも「初めての手術が終わった時に思ったこと」「高校を退学するときに荷物を取りに行った時のこと」など、あれやこれや色々。そのあたりは今後の投稿で振り返るかもしれません。
そんな感じで、ガンの経験がある人、今何かしらの病気にかかっている人にはつらいマンガかもしれません。
「さよならタマちゃん」という、ガンにかかったマンガ家(当時はアシスタントかな?)が描いたマンガを読んだことがあるのですが、それとは違う感じで重たかったです。少なくとも僕には。
マンガ自体は「えっ?」というところで終わっているので、続きが楽しみです。またグッタリすると思いますけどね(汗