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日常のつぶやきや、病気のことを語ります

人工肛門になりました(手術日)

前回の記事はこちら

ta9mi3-diary.hatenablog.com


今回は手術当日の話を書こうと思います。


前の日はデエビゴを飲んでから眠りについたものの、まず2時に目が覚め、続いて4時に目が覚めました。もう眠れない気がしたので、スマホで音楽を聴いてました。もちろんイヤホンをつけて。

朝6時半にタケキャブだけ飲み、7時半にトイレへ。9時前には手術室に向かう予定だったので、「これが肛門から出す人生最後のトイレなのか……」としみじみ(笑)

8時50分に手術室から呼び出し。看護師さん付き添いで手術室まで移動し、麻酔科の担当医や看護師さん達から挨拶を受ける。

手術室に入って、「よし、あとで絵を描くかもしれないからこの光景を覚えておこう」と観察しましたが、今となっては全く何も覚えてない。あの努力は何だったんだ?

手術台に横たわり、背中を丸めて硬膜外麻酔の針を刺す……というところで地震発生。しばし中断。周りの人に質問したら「けっこう揺れましたよ」と答えてくれたのだけれど、自分では揺れを全く感じなかったんだけど、どういうこと?

その後予定通り硬膜外麻酔を入れてもらい、仰向けに戻って口にマスクをあてられる。しばらく深呼吸を続けたものの全く眠くならず、少し不安を感じ始めた所で記憶が途絶えました。

次の記憶は13時半頃。ナースステーション横の観察室というところに運ばれてました。前回は手術後に手術室で執刀医と話をした記憶があるんですが、今回は全く記憶が無かったです。

着替えなどをしてもらったあと、スマホを出してもらってFacebookに術後の報告。硬膜外麻酔が効いているのか、あまり痛くなくて助かりました。

夕方頃に執刀医の先生が回診で部屋に来てくれて、手術の話を少ししました。今回も癒着が酷かったこと、それから切除した部分にハッキリとしたしこりができていたので、ガンの可能性があると伝えられました。

まあ、詳しい事は病理検査で分かるだろうから、不安になっても仕方がないかな。

というところで、手術日の話は終わります。