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第三者検証におけるテストの自動化について悩む

そもそもこのブログを復活させようと思ったきっかけは、ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)に参加してみたことがきっかけなのでした。色々な刺激を貰ったので、「自分でも何か発信できないかなぁ。知識の整理もしたいし……」なんて。最新の技術についてあまり追えていないので、たいしたことは書けないですけど。

で、そのJaSSTで、普段Web系の評価は行ったこともないくせに、基調講演を始め、スクラムによるテストなどのWeb系のセッションを多く選んでしまい、その中で数多く出てきた「自動化」というワードに憑りつかれています。

今の会社ではお客様と一緒に、もしくはお客様の代わりにシステムテストや受け入れテストを実施する第三者検証をしており、ほぼ手動でテストをしています。毎回異なる製品に対して試験を行うため、過去のテスト手順などの資産は利用できず、自動化は進んでおりません。

初歩的な疑問で申し訳ないのですが、そもそも自動化って、出来上がってきたシステムやアプリケーションなどに対して第三者検証を行うタイミングでするものなのですか? 個人的なイメージだと、テスト駆動開発という言葉があるように、もっと開発寄りで行うものなんじゃないかなーと思ったりしています。

ということは、ソフトウェアに対する第三者検証において自動化ってあまり意味が無いんじゃないかな……。かといって昔と同じように人海戦術でテストを終わらせるってやり方は、今後ディスアドバンテージになりそうだし……うむむ……。

「そもそも開発側でテストをしっかり行えば、第三者検証なんて要らないのでは?」

そんなことまで考え始めたりするぐらい、頭の中がごちゃごちゃしております。

世の中には第三者検証を大々的に打ち出している会社がたくさんありますが、その会社さんたちは自動化を進めたりしているんでしょうかね? もっとも、他社さんには教えてくれないでしょうけど。