「熊が人を襲うとき」を読みました
今まで読んだ2冊は体験記なのであまり参考になりそうなことは多くは無かったのですが、この本はかなり勉強になりました。
過去の事件を参考にしているので、熊と出会った時の対処方法を丁寧にまとめてあります。
- 春と秋に事故が多いこと
- 秋に食べるものがたくさんある場合、冬を越す体力が付くため冬眠が遅くなること
- ラジオはあまり効果が無さそうということ
- 動くものに敏感(特に横の動き)
などなど。
小熊が母親から離れる前の狩りの訓練をしているときは凄惨な事故になりやすいというのは、読んでいて怖かったな。それからやっぱり食害。
まあ、熊の事故についてはいろいろなケースがあるわけですが、熊にもやっぱり個性があり、これなら完璧に身を守れるという方法は無さそうですね。強いて言うなら、熊が出るところには行かない……ですけど、それは違いますか……。
とにかく背を向けて逃げ出さない、急な動きは避けるというのが一番っぽいですね。
さて、いよいよ羆嵐……と思いましたが、他の本を見つけたのでそっちを読みます。