タイトルの通りです。
今年の1月の健康診断で腎臓に石があると言われていたのですが、ここのところの暑さで時限爆弾が爆発したようで……。
顛末はこんな感じです。
土曜日の午後にアコースティック系のライブがあったので、それを聴きに行っていました。ビールを飲みながら始まるのを待っていたところ、何となく貧血のような気配が。お酒が回ったのかな? と最初は思っていたのですが、その後に左腹部から背中側にかけて痛くなってきました。
クローン病の方の痛みはいつも右側の腹部からみぞおち辺りにかけて発生するので、左側が痛くなるというのは経験がなく、どういうことかと。
お腹を押さえながらライブを聴いていたのですが、痛みは強くなってくるし、貧血っぽい感じも激しくなってくるしで、曲の演奏が終わったタイミングでライブハウスを出ることに。開始から30分。ちゃんと聴けなかったのが残念だけど、もし倒れたら迷惑かけるし仕方がないですね。
お腹を押さえつつ、駅に向かって歩き始める。信号待ちの時に辛くなってしゃがみ込んだところ、近くにいた女性が心配して声をかけてくれました。その時はまだ何とかなりそうだったので、「大丈夫です」と答えて再び駅へ。
駅に着いて、改札を通るあたりから腹痛と貧血っぽい状態がさらに激しくなり、ホームで再び座り込む。そこで今度は別の女性が声をかけてくれました。
もう歩くことすらできそうも無かったので、駅員さんを呼んできてもらい、車椅子で救護所へ。
クローンの腹痛だったらしばらくすれば痛みが少なくなるはずなので、ベッドで横になっていましたが……。痛みがさらに激しくなり、さらに少し吐いたので救急車を呼んでもらいました。
救急車が来て名前とか色々聞かれたあとストレッチャーに移動することになりましたが、歩くこともままならず、時間をかけてストレッチャーにたどり着きました。
ストレッチャーで救急車まで運ばれ、さらに病院へ向かいますが、移動中も激しい痛みがずーっと続いていて、あまりの苦しさに
「……シテ……コロ……シテ……」
と言いたいところでしたが、実際にはそんな感じではなく、
「イタイ、イタイ、タスケテー、タスケテー」
って絶叫する感じでした。まあ、実際には叫んではいないけど、このまま気を失えればどんなに楽だろうって思ってました。
病院に着いて診察。それと点滴。
点滴は針を刺されるのを1回失敗されたので、「正中でお願いします」と自分からお願い。針を正中で入れてくれなんていう患者が世の中にはどのくらい存在するんだろう? というか、普通の人は正中なんていう単語は知らないか。
点滴のルートから痛み止めを注入。少し落ち着いたのでCTを撮りに行くことに。ところが、部屋の移動中にまた激しい痛みが発生。さらに嘔吐。
「痛みが強いようなので座薬を入れます」
と、けっこう奥の方に座薬を入れられました。肛門付近にもクローンの病変があるので、痛いんですよ、すごく。
CTの結果は石が見えるそうで、症状からしても尿路結石だろうと診断されました。
「水をたくさん飲んでくださいね」とか、「石が出たら持ってきてください」とか色々お話を聞いた後、痛み止めの効果で普通に動けるようになっていたので帰宅してきました。
しかし、痛い痛いとは聞いていましたが、尿路結石がこんなにも激痛だったとは想像もしていませんでした。人によるという話もありますが、救急車を呼ぶレベルになるとは全く考えておらず、せいぜい痛みに耐えながら自宅でうずくまるぐらいじゃないかなと思ってました。
バイクでツーリング中じゃなくてほんと良かった。
ところで、その日の夜、前触れもなく小さな石が出てきたんですが、そんなに早く出てくるものですかね。ラスボスはどこかに潜んでいるのでしょうか……。
あ、あと、今回は保険証もお薬手帳も携行していなかったので、いつも飲んでる薬の名前を聞かれたときに少々難儀しました。やっぱり我々は常に持っていないとダメですね。反省。